飲食業態によるガス容量
飲食店舗の出店で、物件内見時とくに注意して確認をしないといけない設備として電気とガス設備があります。
まず今回はガス用量について考えていきます。
業種ごとのガス容量の目安
- 6号 小料理、寿司、BAR、カフェ
- 10号 居酒屋、洋食、和食(そば、うどん、天ぷら等)
- 16号 フレンチ、ラーメン、イタリアン
- 16号以上 中華料理
号数による使用目安
- 6号=75kW
- 10号=125kW
- 16号=200kW
ガス容量の判断
ガスの容量確認は、ガスメーターやガス管など色々な方法で確認します。
下記の順番で確認すると良いでしょう。
- 供給しているガス会社に確認
- ガスメーターの確認
- ガス配管の確認
- 不動産会社、管理会社に確認
- 設備図面の確認
ガスメーターだけでは判断できない??
ガスメーターが6号だとしても、そこまで敷設しているガス管が太い場合メーターを変えるだけで良いケースもあります。
ガス配管と号数による目安など次回詳しく説明します。
ガス配管の工事
ガス配管工事は、地下の掘削など高額になることも多々あります。不動産会社・管理会社の営業の方は意外と店舗設備について無知な場合が多いです。気に入った物件が見つかったら工事業者さんと一緒に内見することが良いでしょう。